10年間ありがとう

最初のわんこが他界してまもなく、母が1人でさみしかろうと、弟が友だちのところからもらってきたチワワ。両手のひらに乗せても余るくらいの小さな子犬だったチョビ*1がもらわれてきてから約10年。
前の晩、母からの電話で息を引き取ったと聞いて泣いた。
自転車に轢かれて大けがをしてみたり、数年前に1週間点滴生活してみたり*2……何度も死にかけてて、今回ももう少し持つと楽観していた自分。根拠ないのにバカすぎ!
息を引き取るときにそばにいられなかったこと、2週間前に東京に来ていたときに会いに行かなかったので、ものすごい後悔。
こんなときに限ってやらねばならぬ仕事があったので、午後の便で秋田へ。
……対面しました。

白生地の端切れで包まれた、眠るような亡骸。家族以外に唯一なついたお店のお手伝いの人が摘んできてくれたコスモス……対面して子どものようにわーわー泣いてしまう。「起きてー」って口走ってしまう。だって眠ってるみたいなんだもん。目がクリンとしすぎて閉じきらなかったんだって。でも寝てるときみたいでかわいい。前脚も、いつも抱かれているときのままでかわいい。かわいすぎて泣ける。安らかな顔をしているのだけが救いだ。

*1:すでに名前が付けられていて私としてはハスキー犬じゃないのにぃ……と思ったけど・笑

*2:どうやらこのとき手の施しようが実はなかったようだ。なのにその後元気過ぎだよ、チョビ。