講演会@銀座教文館ナルニア国
翻訳家(スウェーデン語)菱木晃子さんの講演会に行ってきました。
演題は『私の好きなスウェーデンの子どもの本 〜アニカ・トールとウルフ・スタルクを中心に〜』。
アニカ・トールのステフィとネッリの物語全4巻、自腹で買うぞー。そのうち(苦笑)
- 作者: アニカ・トール,菱木晃子
- 出版社/メーカー: 新宿書房
- 発売日: 2009/08
- メディア: 単行本
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ウルフ・スタルクの思い出の本。よかったら読んでくださいね。
- 作者: ウルフスタルク,アンナヘグルンド,Ulf Stark,Anna H¨oglund,菱木晃子
- 出版社/メーカー: ほるぷ出版
- 発売日: 1995/02
- メディア: 単行本
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当たり前のことなんだけど、
「翻訳するってただ字面を置き換えればいいだけではなくて、
時代背景もきちんと消化しなければできないことなんですよね」
という言葉が。
これは、第二次大戦前後の作品(ステフィとネッリの物語)をなかなか訳すことができなかった話。
中学時代、何気なく見た、ドキュメンタリー番組が怖すぎて、(ホロコースト、アウシュヴィッツとかそのあたりの映像)それが衝撃的で、夢中で見てしまったあととっても怖くなって以来、その時代の本や映画すべてのものを遠ざけていたとか。
でも、この作品はやはり訳したいという気持ちになって、トラウマ克服するほど文献を読み漁ったそうです。
学ぶこと(知ること)は人生を楽しくするためのことなんだよな。
現代を語るには歴史を知らないといけないんだよな。
そんなことを改めて感じてしまいました。