相変わらず酒井駒子

くまとやまねこ

くまとやまねこ

身近な人が亡くなることも含めて、大事な何かを失うというのは、自分自身の一部が死ぬことと等しい。
死んだ自分を抱えている間は、時間が止まってしまったようにも思えるけれど、時間は実はきちんと流れていて、なにもしていないように見える人にも、深い変化をもたらしているのではないでしょうか。

作者の湯本香樹実さんの言葉から抜粋。