禁断の問屋決算市!!

お抱え着物コーディネーターの母に連れられ問屋さんに潜入。問屋さんですから、お安いんですね、何掛とかはあえて書きませんが。決算なのでそこからさらにディスカウントなんです。
最近はやはり、織元さんもどんどんつぶれている厳しい状況なので、仕入れも盛んではなくて、まあ在庫整理のようなものになっていたようです。
でも、欲しいものや必要なものがあればものすごくお得。
私の目的はずばり長襦袢で、ずいぶんお安く買うことができました。
母は、明つづれの帯(初めて見ましたが素晴らしい品物でした)と私と兼用にするつもりか、お琴の演奏会用の銀糸の袋帯と北欧文様の袋帯(締める範囲が幅広い)と、まあ普通の名古屋帯、そして、私はすくい織の帯を。
すくい織の帯はホント悩んだんですよ。思わず「働かなきゃ」と口に出してしまった私。母が「まあ、1枚くらい(ダンナに)買ってもらいなさいよ。着物買わなくていいんだから」といわれ、即決(それでいいのか?)
着物は特に欲しいものはなかったし、第一ワードローブを把握してないので物欲が湧かないんです。
あとはこの機会に目の保養。12マルキ*1の大島がありましたが、模様が好みではなかったので、私のダンナさんは命拾いをしたと思います(爆)上代で150〜200万が適正価格の品物だったのですが、地方などの展示会では、12マルキ*ということで平気で500〜600万の値がつけられ、半額にしましょう!などと値引きの商談をし、地方の成り金の奥様に売るそうです。それでも適正価格よりはるかに高い。コワイですね。

*1:マルキとは絣糸の密度の単位で80本が1マルキ。数が多いほど高級品で12マルキといえば、超・超高級品。まあ7とか9で充分超高級品なのでまさにケタ違い