桐韻会@津田ホール

師匠が出るというのと、IKUSEIKAIの同期も何人か来るというので。
師匠が演奏し、7月の発表会でこれをやってみない?といわれたのが「琉球民謡による組曲」牧野由多可:作曲

この曲は琉球の代表的な民謡であるあさとや安里屋ユンタ八重山地方に古くから伝わる哀愁ある旋律『トバルマ』を素材とする幻想曲風の組曲です。トバルマとはトーラは影、トラーマは影の人、すなわち意中の人の事で、しんみりとした情歌として与那国島のションカネ節とともに二大名曲とされています。第一楽章は、箏の琉球音階による長いカデンツに曲を起こし、安里屋ユンタの旋律が緩やかにながれます。これが変奏形式のような形で発展し、第二楽章に入ります。第二楽章では尺八がトバルマの旋律を主題としてあらわれ、これが箏と絡み合って曲を賑やかな終りの楽章へ導いていきます。独特の弾んだリズムとシンコペーションを持つ舞踏調で次々とテンポをはやめつつ熱っぽく盛り上がっていき、最初のアサドヤユンタの旋律があらわれて曲をしめくくります。

いやー、やりたい! たいへんかもしれないけれど十七絃やってみようかな。。