平成中村座十月大歌舞伎 通し狂言仮名手本忠臣蔵

Cプロです。

大 序 鶴ヶ岡社頭兜改めの場
二段目 桃井館力弥上使の場
    同 松切りの場
三段目 足利館表門進物の場
    同 松の間刃傷の場
八段目 道行旅路の嫁入
九段目 山科閑居の場

加古川本蔵          仁左衛門
大星由良之助/桃井若狭之助  橋之助
顔世御前/お石        孝太郎
塩冶判官/大星力弥(九段目) 勘太郎
小浪             七之助
足利直義/大星力弥(二段目) 新 悟
高師直            彌十郎
戸無瀬            勘三郎

桃井家の家老である加古川本蔵の悲劇に焦点を当てて構成したこのプログラムでは、原作に忠実な上演は実に34年ぶりとなる「二段目」を始め、生さぬ仲の親娘の道行である「道行旅路の嫁入」、そして全段を通じて最もドラマが盛り上がる「九段目」ほかをご覧頂きます。

仁左衛門様目当てに、珍しい演目が含まれるCプロに行ったのだけど、どうも、由良之助ではなく本蔵という役柄のせいか何だか個人的に盛り上がらず。九段目の前半が結構だれて意識が遠のく。勘三郎の声がひどすぎる。。橋之助がカッコイイ。七之助くんの小浪がかわいい。そして着物がかわいすぎる!あんなピンクの振り袖、来てみたかった(苦笑)
花道が近かったので本蔵が早馬ではけるところとかよく見えて感動。勘太郎くん、七之助くんを見るたび、いまだに「大きくなって…」と思ってしまう。
最終幕の9段目では、勘三郎親子、仁左衛門親子が一つの舞台にいるのもなんだか不思議だった。

さて、初の仮設小屋での観劇でしたがわからないことだらけで不安でした。

まず、これから初めて行かれる方は履物に注意。脱ぎ履きしやすいものをお勧めします。土足厳禁だから〜。幕間でお買い物をするときは、客席に売り子さんも来ますがあてにならないので外に出る必要があります。下駄が用意されていますがなくなっちゃう場合もあるので持参するのが賢いです。また履物他荷物は座席の下に置くほかないので、そういう意味でもブーツなんて最悪ということになります(笑)
そしてトイレ!この人の捌き方は感心しました。ただ、幕間のタイミングは確認のうえ、非常口の明かりがつく前に走ることをお勧めします。私は最初の幕間でお弁当を食べて後半少なくなってきたところを狙い、2幕目開演前に戻ることができました。
あとは、ビールの販売もありました! 浅草寺境内では飲酒禁止って張り紙張ってあったけど(笑) アサヒだから飲まなかったよん。