大阪府立国際児童文学館訪問

突然ですが、行ってきました。ちょっと不便で遠かったけど、生で太陽の塔を後ろ姿まで見ることができたし(笑)貴重な施設であることがわかりました。
なぜ行ってきたかというと、ここが事実上廃止の危機にさらされているのです。私自身、仕事柄なじみのある施設ですが、一般にはあまり知られていないでしょう。
この施設についてはWikipediaをご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E7%AB%8B%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%85%90%E7%AB%A5%E6%96%87%E5%AD%A6%E9%A4%A8
現状は「廃止問題」にコンパクトに記述があります。
そして、詳しく知りたい場合は、施設名と「廃止」というキーワードで検索してみてください。
議会等での知事の発言から、彼はこの施設の性格を全く理解していないことが一番痛いです。図書館とは違うのに。
議会で全会一致で存続が採択されたのに、資料を受け入れきれない施設に莫大な予算を計上し、何が何でも廃止するようです。
利用者が少ないとか主張されてますが、逆に、大した理由も目的もないのにむやみに資料に触れられるのは保存状態も悪くなるだろうから、多少不便なところでも目的を持った人が訪れるべきところだと思います。
こういう施設はたとえ赤字であっても(赤字だからこそ)民間ではなく自治体が守っていくべきなのではないでしょうか? 実際、設立当初の寄付、民間からの自発的な寄贈で成り立っているんですし。
おそらく、知事は議会で全会一致で採択された存続も、受け入れられないでしょうね。何のための議会なんでしょう。