古典と現代で聴く邦楽の神髄

一番の目的は、100人で演奏する「螺鈿」(沢井忠夫作曲)。舞台を目にするだけで壮観。
トータル2時間ばかりの演奏会だったけれど、飽きなかったのは選曲のせいかな?
和太鼓はすごいなあ。初めて生で見たり聞いたりしたかも。でもあれって音楽なのかなー? ちょっと違和感。おもしろかったけど。筋肉がすごいんだよねー。筋肉フェチとか、いわゆるそーゆー趣味の人にはたまらんだろうなあと邪念がよぎる(笑)
ゲストでサエグサシゲアキが舞台で自分の曲を解説(「花の乱 邦楽器編」)。しゃべり方がグジュグジュと聞きづらい。スーツ姿に真っ赤な靴ってのがすごかった。

音大主催の演奏会なんだけど、学生がとても少なくて、講師陣や、豪華ゲストがほとんどだったと思う。
とても聴く側に気を遣ったプログラムだったんだろうなあと思う。一流の演奏家ばっかりだとこれでもかっ!って押し付けがましい選曲になりがちだし、学生ばかりだと、退屈だろうし、いい演奏会だと思いました。毎年やるとすると大変だろーなあ。